レビューの評価が良かったので買ってみました。
印刷設定
メーカー推奨 | Snapmaker2 確認済 | 所見 | |
ベッド温度 | 40~60℃ | 70℃ | |
ノズル温度 | 190~220℃ | 220℃ | 210℃でも不良あり |
プリント速度 | 30~70 mm/s | 60mm/s | 2~3倍速には上げれそうな印象 |
温度を上げても粘性が高い傾向にありキレもよい。よって糸引きは目立たない。インフィル上に天面を張るシーンなどは粘性の無さから表面に上手く伸びず、荒れた感じになりやすい。硬化は早く表面の膨れは発生しにくい傾向。
仕上がり
殆ど艶感のないマットな仕上がり。ビルドプレートと接着していた面は白化が強い傾向だが、140℃温風を数秒掛ければ質感を取り戻すことができる。やりすぎると収縮が発生するので表面だけ加熱することを意識すること。
アイロン設定
本来からアイロン設定なしでも実用に耐える質感を持っているが、もし設定するとしたら以下のような感じか。
項目 | 値 | 備考 |
Enable Ironing | (Checked) | |
Ironing Pattern | Zig Zag | |
Ironing Line Spacing | 0.4 mm | 速度重視 |
Ironing Flow | 12.0 % | これを下回ると綺麗に塗れなくなってくる |
Ironing Speed | 20.0 mm/s |
収縮
上記のようなテストピースを製造し、140℃温風で3分加熱、室温タオル掛けで5分冷却したところ、長手方向は98.8mmとなり1.2mmの収縮がみられた。短手方向および厚みには観測できる収縮は見られなかった。収縮率は1.2%とみられる。
イベント
2022/7/26 – ノズル詰まりが発生 | コールドプルを実施するが、引っ張っても伸びながら途中で切れてしまい先端までついてこない。ノズル先端から清掃針を入れて詰まりを押し返すことに成功。温度設定は普段(210-220℃)にくらべ高めの225℃としていたが、これが詰まりの原因かはまだ見極めがついていない。