Curaのメジャーバージョンアップである 5系がリリースされたようなのでインストールしてみる。4系はV4.13.1が最後だったようだ。
ダウンロード
Curaは無料でダウンロードすることができる。
https://ultimaker.com/ja/software/ultimaker-cura
インストール
インストール先フォルダを確認し、インストール済みの使用中バージョンと同じフォルダを上書きしようとしていないか確認する。上書きしようとしていたら適宜変更して過去バージョンも残すようにする。
新バージョンが出た直後はプラグインの対応が追いついていないことがあり、上書きインストールすると使えなくなる機能が発生することがある。いったん全てをアンインストールしてから過去バージョンを入れれば元に戻るが、プリンタ設定やスライス設定などをバックアップするなどのクリティカルなオペレーションがあり、そのような事態はできれば避けたい。
起動
新機能
初回起動時に新機能の紹介画面が表示されたので読んでみる。
Arachne(アラクネ)エンジンをテストするための特別なベータリリースに続き、新しいスライスエンジンがUltimaker Curaに搭載されました! この全く新しいエンジンは、プリント用ファイルを準備する際に可変線幅を使用します。つまり、薄く複雑なパーツをより正確に、より強くプリントできるようになったのです。詳細はローンチイベントをご覧ください。
Ultimaker Cura 5.0の新しいスライスエンジンは、プリントプロファイルの改善に貢献しました。これにより、Ultimakerプリンターのユーザーは最大20%のスピードアップを達成することができます。
新しい合理化されたUltimaker Marketplace統合により、Ultimaker Cura 5.0内のUltimaker Marketplaceにこれまで以上に簡単かつ迅速にアクセスすることができます。
Ultimaker Essentialsに無料登録すると、簡単なリモートプリント、独自のデジタルパーツライブラリ、専門家のeラーニングコースなど、さまざまな先進機能を利用できます。Ultimaker Essentialsについてはこちらをご覧ください。
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プラグインは再インストールが必要
4系のプラグインが自動的に引き継がれる様子だが、現実はほぼ全てのプラグインが読み込みエラーを発している。「プラグインを削除」しないと起動時に毎回この表示を見ることになる。残しておいても仕方がないので素直に削除しよう。
削除したプラグインも、改めてマーケットを開いて検索すると5系に対応した最新版がダウンロードできる場合があるが、新バージョンのリリース直後1ヵ月程度はプラグインの対応が追い付いておらず所望の機能が使えない可能性がある。
新バージョンを入れつつ過去のバージョンを使い続け、一通りのプラグインが揃ってから移行する方法もある。(その場合は並行期間中に行ったスライス設定などを改めて移行する必要がある。(Curaの新バージョンを一旦アンインストールし、再度インストールすると移行を簡単に実施できる)